2018年4月14日土曜日

Dropboxにファイルを置くとファイル名が自動的に書き換えられる件。

約1年ぶりの書き込み。

これまた、苦労した…もっとちゃんと知識があればいいんだろうけど。半端だから。

【問題の現象】

  • Mendeleyの添付PDFファイルのフォルダをDropboxに丸ごとコピーしてバックアップにしている。
  • バックアップツールで同期バックアップを行うと、何も変更していないのに毎回書き換えられるファイルがある。
  • バイナリ比較ツールで比較しても「完全に同一」と言われる。つまり中身が壊れたわけじゃない。
  • 問題のファイル名にはアクセント記号がついた文字がたくさん入っている。


【いろいろ確かめて(やっとこさ)わかったことなど】

  • どうやらジャーナル名の「ó」に問題があるようだ。この文字を「o」にするだけで問題が解決する。
  • でも正式なジャーナル名は変えたくない。
  • しかも、同じ「ó」が著者名にも含まれているので、ジャーナル名に使われたときだけダメってのは変だぞ?
  • エディタ(EmEditor)にコピー&ペーストしてみる。…この文字、ちょっと見え方が変?
  • 拡大すると…見え方が違う。左はMendeleyがファイル名につけたもの、右はDropboxに保存されたファイル名についているもの。
  • メモ帳にペーストしてみる。メモ帳のフォントでは見え方が同じ…かと思いきや、削除するときに右の文字は1ストロークで消えるのに、左の文字は2ストロークで消えるという違いが。EmEditorでは両方1ストロークで消えたけど。1ストローク目はアクセント記号だけが消える。…2文字が重なった状態なのか。
  • ということは…著者名に使われているのは右の方だった。
  • つまりMendeleyの書誌情報の中で、ジャーナル名のところを書き換えれば…
はい、解決しました。無事にバックアップソフトも同一ファイルとみなしてくれて、エンドレス消去・コピーの連鎖が止まりました。

さて、困るのは…
  1. Mendeleyが問い合わせたときにデータベースが返すジャーナル名がそもそもおかしい。
  2. Mendeleyがその変な文字をそのままファイル名につける。
  3. Dropboxがファイル名を勝手に書き換える。
すべての合わせ技ということね。1はどうしようもない。3もたぶん文句を言っても無理。なので、自分でどうにかできるのは2だけってことで。

今後もバックアップ時のログでエンドレス書き換えが見つかったら、ファイル名の文字をちまちま確認するしかないのかな。


ああ、面倒…