2015年4月11日土曜日

VAIO Pro 13…新たなる戦い…に(消極的)勝利?

「再現しません」と突っ返されたVAIO Pro 13。言ってみれば完全なる敗北。

しかし、なぜか戻ってきたVAIO様は元気に動き始めた。ブルースクリーンは今のところ見ていない…2回くらい見たけど、これは修理に出す前のとは違うものだし、原因もだいたいわかったので問題なしとする。

ところが…新たなる問題が発生。というか、もしかしたら最初の問題に戻ったのかも。

このVAIO様を買ってからそれほどたってないときに、スリープ状態から復帰させて使おうとしたら電源が落ちてる、という現象に悩まされて修理に出したことがある。そして「再現しません」と突っ返され、返ってきたらなぜか問題が起きないというところまで今回同様だった。

あのときはもっとひどかったんだけどね。

だって、稼働中のVAIO様をちょっと持ち上げただけでいきなり「ぷつっ」と電源が落ちることもあったくらいで。そして、スリープにしてカバンにいれて持ち歩き、次に取り出して電源を入れたらなぜか「起動」になってて「おい、いつ落ちたんだ?」みたいな。

今回、またもやこの現象が発生。

これがかなりの確率で発生するんだけど、とはいえ100%ではないんだな。だから、きっとこれも修理に出したら「再現しません→突っ返される」コースなんだろう。

だったら、こっちの運用でどうにかできないか。

問題発生時前後のイベントビューアを見ると、スリープに入ったときには特に問題なさそうな感じで、復帰させようとしたときには何もイベントがなく、いきなり「起動しました」→「以前のシャットダウンは…(KP41)」という流れ。ということは、おそらくだけど、スリープから復帰するときに何かよろしくないことが起きていて、OSが動き始める前にダメになっている。

ならば、「スリープから復帰」をさせなければいいのでは?

単純に考えれば、毎回電源を切り、使うときに電源を入れれば、「スリープから復帰」というイベントは発生しない。でも、これはうれしくない。ノートパソコンは簡単に作業を中断・再開できることがメリットの一つな訳で、そこを諦めたくはない。

…すると、「休止状態」か。ハイバネーションか。

ハイバネーションはメモリ内容をディスクに書き込むという作業が入るけど、作業完了後の電源はスリープじゃなくて落ちた状態になる。ってことは、再開時にも「スリープから復帰」というイベントは発生しない。

しかもVAIO Pro 13はSSDなので、ハイバネーション時の読み書きも結構速いんじゃない?

…確かに、「休止状態」を実行してみても、ストレスフルなほどの時間はかからないようだ。

ならば、電源オプションで「スリープ」を禁止して、電源ボタンを押したら「休止」、電源メニューにも「スリープ」を出さず「休止」だけを表示するようにして…

この数日、全く問題なく動いている。

どうやら、これで問題は回避できそうだ。

ただし、巷では「SSD搭載のPCでハイバネーションなんて愚かにも程がある・自殺行為だ」みたいな意見がある。確かに、ちょいと中断するたびにメインメモリの書き出し・読み込みを繰り返すようでは、SSDの書き換え寿命的な問題が不安になるのも事実。

でもね、そうしないとそもそも「使えない」わけですよ。SSDの寿命が短くなったって、修理・交換すればいいわけでしょ。「使えないけど寿命が長い」と「使えるけど寿命が短い」、どっちをとるかと言えば「使える」方になるのは当然。少なくとも自分にとっては、ね。

ということで、SSD搭載のVAIO様だけど、作業中断時にはハイバネーション(休止)一択で乗り切るという結論。

もう、何も問題が起きないでほしい…(祈)